ランクル８０の車検整備でフロントラテラルロッドにガタ発見。
ブッシュがちぎれてました。
純正のラテラルロッドならブッシュだけ部品として出るので
ブッシュ交換で済みますが、アフターのものはブッシュだけで
でないものもあるので、アッセンブリ交換になる可能性もあります。
メーカーに問い合わせたところブッシュだけでは出ないとの
ことで

今後のことも考えて純正を加工することにしました。
画像のようなターンバックルを使用して調整式の
ラテラルロッドにします。

ノーマルのラテラルロッドをカットしてその間にターンバックルを
差し込んで溶接します。

色を塗ったら完成です。

この方法だと新品を買うより安く直せますし、今回のように
ブッシュがちぎれたりしてもブッシュのみの交換でいけるので
安心です。

もうひとつ修理ネタです。
マジェスタのお客さんで、走行中異音がするということで
確認すると左フロントのアッパーアームのボールジョイントに
ガタがありました。

ボールジョイントのみで部品がでないためにアッセンブリ
交換となりました。

ボールジョイントのところのナットとアッパーアームの取り付け
ボルトをはずせば簡単に交換できると思ったら、エアサスが
邪魔して取り付けボルトが抜けないためエアサスをずらして
交換完了です。

何か気になることがあったら遠慮せずに相談してみてください。
異音を聞いてなんでも直せるとはいいませんが、点検することに
よって今回のように発見できることもあります。
といいながらバタバタしてると余裕がすぐなくなってしかめっ面で
作業してたら声もかけにくいですよね。
そうならないようにがんばります。
それではまた。