先週末、ランクル76のリフトアップが完成したので報告したいとおもいます。
久しぶりの4駆のリフトアップで楽しかったですね。
まずはリヤリーフスプリングの交換からです。
当たり前ですがノーマルをリーフ外します。
ノーマルリーフと3インチアップノリーフです。
これだけリーフのそりが違います。
リーフのフレーム側ブッシュは圧入タイプです。
プレスを使ってブッシュを組みます。
いきなり完成ですが、リーフ、シャックルを交換後
ショックアブソーバーをストロークにあったものに交換です。
続いてフロントです。
フロントは3リンクのコイルスプリングです。
まずキャスター補正用のブラケットを取り付けるために
コイルを外します。
リーディングアームを外して 、ダウンブラケットを取り付けます。
このブラケットでリーディングアームのフレーム側の
取り付けを下げてキャスター角を補正します。
これをしないと直進安定性がなくなってわだちにハンドルを
とられやすくなったりしてまっすぐ走らなくなります。
リーディングアームのデフ側のブッシュを交換することで
キャスター角の補正をする方法もありますが、ブッシュは
どうしてもへたって後々交換が必要になるので、当店では
半永久的なブラケットをお薦めしています。
ノーマルのコイルと4インチアップのコイルです。
これだけ自由長が違います。
ボディーとホーシング位置決めをするラテラルロッドの
加工をします。
リフトアップすると長さが足りなくなるので先回の修理のとき
同様ターンバックルで調整式にします。
フロントのスタビライザーとリンクの間にブロックをかませて
補正します。
タイヤの大径化に伴いステアリングダンパーも交換しました。
これでフロントも完成です。
見た目は気にしないけどノーマルでは静かすぎるとのことで
ノーマルのサイレンサーを交換することにしました。
ノーマルのサイレンサーの前後のパイプを切って外します。
アフターのサイレンサーをブラケット、パイプをワンオフして
取り付けました。
音は伝えることができないですが、うるさすぎない心地いい
サウンドです。
最後にタイヤの交換です。
サイズは255/85R16です。
ノーマルより外径が7センチほど大きいです。
これがリフトアップする前のノーマルの車高です。
画像が悪いですがこれがリフトアップ後です。
足回りで4インチ、タイヤで約4センチ、トータルで14センチの
リフトアップです。
リーフスプリングとシャックル交換は改造扱いになるので
書類の提出が必要となります。
来週には書類がおりるので、そのあと車検を受けます。
それにしてもここのところ本当に寒いですね。
ありがたいことにバタバタさせてもらっているので
体調を崩さないようにがんばります。
それではまた。