はじめまして、アンリミテッドの西桐です。
ホームページ開設にあたり、アンリミテッドをみなさまに知っていただきたくブログを書くことにしました。日々の作業等を通じて、アンリミテッドの仕事に対する姿勢や考え方が少しでも伝わればと思います。なにぶん文章を書くことがたいへん苦手なので、伝えたいことが十分伝わるか自信がありませんが、そのあたりはご了承下さい。

それでは、まず現在作業中のW111ベンツのエンジンスワップからお伝えしたいと思います。

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先月の22,23日にパシフィコ横浜にて開催されたノスタルジック2デイズに出展した後、現在エアコンの取り付けをしております。
コンプレッサー、エアコンユニットはドナー車のクラウンのものを使用し、コンデンサーはスペースの関係上、グリル内に収まる最大の大きさでワンオフしました。

エアコンユニットは、オーナーのこだわりで、通常のインパネの下に設置すると、ユニットが丸見えで見栄えが悪いとのことで、
トランクに設置し、後部から風を送ることになりました。もちろん、冷えのことを考えれば、前に設置し、前方から風を送ったほうが良いのはオーナーも十分承知の上でのオーダーです。

エアコンにこだわる理由は、除湿ができるという事です。
この車両は、リヤの熱線もありませんので、室内の曇りを取ることが出来ません。しかしエアコンであれば、温度調整をして気温に応じて除湿することが出来ます。
現代では当たり前の装備を移植することで、さらに快適に旧車に乗ることが出来ます。
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クラウンのエアコンユニットをトランクルーム奥に設置しました。
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高圧、低圧の配管も現車合わせで、トランク内のユニットまでワンオフ引きなおしです。
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オートエアコンのコントローラーは、オーナーの指定でこの位置です。
このように、オーナーの意見を取り入れながら、ひとつひとつカタチにしていきます。

明日には最後の高圧ホースが出来上がるので、エアコンの配管が完成する予定です。それが完成したら、ヒーターホースをフロントからトランクルームのユニットまで取り回します。エアコンの電気的な動作は確認済みなので、配管が完成すれば、真空引きをしてガス補充です。

当然ですが、もともとないものを取り付けるので、フロア下に配管を通すのも一苦労です。エアコンの配管をフロアトンネルに通したので、ヒーターの配管は同じ場所にはスペースがないので通りません。おそらく燃料配管に沿って、トランクまで通すことになりそうです。
がんばります。